まず、レディースの靴も置いてるの?

言わずと知れた革靴の名産地、ノーザンプトン。
英国を代表する革靴メーカーの工房があちこちにあります。
工房に併設されたファクトリーショップでは正規品の基準に満たない靴が売られているのですが、
その値段がまた破格なのです!
でも、
どうせ紳士靴ばっかりなんでしょ。
女性が行っても靴無いから、つまらないんじゃないの?
と思ってるそこのアナタ(ワタシ)。
そうです。売っているのは紳士靴ばかりです。
しかし!
レディースの取り扱いもあります!
楽しいです!
メンズの品揃えに比べると、かなり、かなーり品数は少ないですが(5分の1くらい…)、それでもその中に、あなたとの出会いをひっそりと待っている運命の一足があるかもしれません!
もしお気に入りのデザインでサイズが合うものがあれば、それは運命です…!
いざ、革靴の聖地ノーザンプトンへ!

ユーストン駅からノーザンプトン駅まで電車で1時間ほど。
以下、主要なファクトリーショップの分布です。
たくさんのファクトリーショップがありますが、車でないと行けない箇所も結構あります(さすがの我々でも)。
また、各ファクトリーショップによって営業日がバラバラなので、事前に確認が必要です。※日曜日は閉まっているお店が多いイメージです。
今回訪れたのは土曜日。
且つ、その中で徒歩で回ることができるのは以下の3軒。(徒歩40分圏内)
- チャーチ
- ジョンロブ
- クロケット&ジョーンズ
地図上の赤ピンが立っている場所を回りました。
チャーチ Church's
ノーザンプトン駅から徒歩10分。
レンガ色の建物が目印です。

ファクトリーショップは建物に沿って進んだところ。



店内。小さな部屋に革靴たちが並んでいます。

レディースコーナーは中央の棚二つ分です。
他メーカーのファクトリーショップに比べると、チャーチはレディースの品揃えが多いほうだ、スタッフの方はおっしゃっていました。
(この後2軒回りましたが、私もレディースの品揃えならチャーチが一番多いと思います。)

手前の棚と、奥の棚。
レディースの棚はこんな感じです。
壁面の棚は全てメンズです。いいなー…。
それにしても、うっとりとするような美しいフォルムです。

ご参考までに、レディースの革靴で300ポンド程。
定価からするとかなりの破格です!!
ここに置かれているものは、品質基準に満たず正規品になれなかった靴たちなのですが、素人目にはどこが不良品なのかさっぱりわかりません。

そしてそして、なんと600ポンド以上で20%オフというではありませんか!!
これは激熱割引です。
元から高級でしたが最近値上げがなされ、今では定価で買えるような値段ではなくなってしまったチャーチ。
ノーザンプトンでなら手が届きます。
通りすがりのTRICKER’S

チャーチからジョンロブへ向かう途中にトリッカーズがあります。
ノーザンプトン駅から徒歩22分。

しかし残念ながらコロナ禍で休業中です。

歴史を感じる工房です。
王者の品格 ジョンロブ John Lobb

ノーザンプトン駅から徒歩40分。
先程のトリッカーズからだと徒歩20分程。

これもまた歴史ある建物です。

ファクトリーショップはこのフェンスの中に。
さすが高級革靴メーカー。セキュリティーも万全ですね。

営業は平日と土曜日の9:00ー17:00。
インターホンを押して開錠してもらいます。

残念ながら2021年4月から、ショップ内の写真撮影は禁止となっていました。
レディースの品揃えはメンズの6分の1程。チャーチより若干小さい規模感。
ファクトリーショップながら、高級感のある展示でした。
でも試着は好きなだけさせてもらえる雰囲気です。
クロケット&ジョーンズ CROCKETT&JONES

ジョンロブから徒歩13分。
ノーザンプトン駅からだと徒歩30分。

これまた立派な建物です。

すりガラスには大量の在庫の影が…!
これは期待大です!!!

ファクトリーショップへはこの緑の柵から。

通常の営業日は金曜日と土曜日のみ。
土曜日は午前中から開いています。

2021年の7月8月の営業に関しては別途張り紙がありました。
行かれる際は営業日に注意が必要です。

これがショップ全体です。
4,5足買っていかれる方や、本気のバイヤーさんらしき方の姿も。
レディース靴はメンズのものと比べるとわずか一区画。
サイズの品揃えも限られています。

レディースコーナー。
す、少ない…泣。
期待していた分、ちょっぴり残念な気持ちが隠せません。
仕方ないですね、紳士靴がメインですもんね。。。
気に入ったデザインのものがありましたが、サイズが合わず断念。
一足200ポンド、破格だったので残念無念。。
(いや、 もし自分のサイズが合ったら歯止めが効かなかったかもしれないので、、、これでよかったのです…。)

メンズもたくさんありますが、夫の好みの物は無かったようです。
靴との出会いはまさに運命ですね。
まとめ

自分に合う靴が見つかるかどうかは運次第ですが、
高品質の革靴を破格で買うことのできる、まさに宝探しの夢の街・ノーザンプトン。
私も夫も一足ずつ、お気に入りの革靴を購入、大満足でノーザンプトンを後にしました。
夏なのに靴擦れを起こしながら革靴を履いている夫婦が歩いていたら、それは我々かもしれません。