ポルトガル旅行で外せないアトラクションといえば…
名物菓子パステルデ・ナタ(エッグタルト)の食べ歩き!
リスボンに行く前からかなり楽しみしていた「Pastéis de Belém(パステイシュ・デ・ベレン)」というお店。
![パステイシュ・デ・ベレン](https://www.renkonblog.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_3501-1024x683.jpg)
1837年創業の老舗、Googleマップの口コミ数は6万件超(!!!)、かつ評価は4.6という脅威の名店です。
Pastéis de Belém(パステイシュ・デ・ベレン)
住所:R. de Belém 84 92, 1300-085 Lisboa, ポルトガル(ジェロ―ニモス修道院の近く)
営業日:毎日
営業時間:8-21時
昼間はとても長い行列ができていたので、一旦断念。
先に大聖堂と発見のモニュメントとジェロ―ニモス修道院、ベレンの塔を見学してから再び戻ってきました。
訪問したのは夜7時頃ですが、それでも絶えない行列。
テイクアウトもできますが、絶対に店内で食べたいという熱い思いがあったので並びます。
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冬の日曜日の19時前から並びはじめて、20分くらい待ったら席に付けました。
店内には250席ほどあるので、回転は速いです!
![パステイシュ・デ・ベレン](https://www.renkonblog.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_9640-1024x683.jpg)
広ーい店内にはたくさんのテーブルと満員のお客さんたち、わいわいがやがやとした楽しい雰囲気が最高です!
そしてスタッフさんが忙しそうに立ち回っていて、ナタが次から次へと運ばれていいきます。
もうこういう感じ、たまらないですよね。
この場にいるだけでおいしい!
周りのテーブルをよく見ると、ひとり5個ずつぐらい持ったお皿がどんどん注文されています。
「いやいや、さすがにナタは1個で十分でしょ?」と思いましたので、我々は1個ずつ頼みました。
あと、お持ち帰り用のナタを一箱(6個入り)もこの時点でオーダーしています。
![パステイシュ・デ・ベレン](https://www.renkonblog.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_3508-1024x683.jpg)
やってきました、噂のナタ!
これがほんとにたまげるほど美味しくて…!!!
ほんとに、びっくりするほど。
![パステイシュ・デ・ベレン](https://www.renkonblog.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_3515-1024x683.jpg)
焼き立てのザクザクとした外側の生地、中のクリームがしっかりめだけど甘すぎなくてとてつもなくうまい!
うますぎる!!!
カスタードが抜群に美味しい。
気づいたらなくなってました。
記憶がありません。
無意識です。
もう一度言います。
おいしすぎて食べている途中の記憶がありません…!!!
![パステイシュ・デ・ベレン](https://www.renkonblog.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_3514-1024x683.jpg)
![パステイシュ・デ・ベレン](https://www.renkonblog.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_3517-1024x683.jpg)
普通、ナタって、一個食べると満足すると思うのですが、ここのナタは一個で終わらせることは不可避。
脳が ”もっと…もっと…!!” と叫びます。
たまらず追加で2個おかわり。
![パステイシュ・デ・ベレン](https://www.renkonblog.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_3520-1024x683.jpg)
おかわり分は卓上にあるシナモンと粉砂糖を振りかけて食べました。
これもまたおいしすぎて、無意識。
意識が戻ったときにはお皿は空っぽ。いつのまにか2個食べ終わってました。
(もしお持ち帰り用を注文してなかったらその場で5個は食べてた。確実に!!)
実際に周りのお客さんたち、最初から3個以上注文しているかの人たちばかりで、手練れだと見受けられます。
わかってらっしゃいますね~。
![パステイシュ・デ・ベレン](https://www.renkonblog.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_3564-1024x683.jpg)
お持ち帰りしたナタはその夜ホテルで早速食べました。
シナモンと粉砂糖も付いていてもちろん美味しいです。
おいしいのですが、店内で食べたあの焼き立ての感動には到底およばず…。
そう、あの意識飛ばすほどの感動が忘れられないのです。
どれだけお酒飲んでも記憶なくなったことないのに!!(若かりし頃)
お店のあの雰囲気の中で、焼き立てをたらふく食べることを強く強く、全世界に叫びたいと思います。
また食べたいーーーーー!!
![南蛮のみち](https://www.renkonblog.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_7543-1024x768.jpg)
『街道をゆく23 南蛮のみち②』にて、著者司馬遼太郎氏はこのナタ屋さんに立ち寄ったと書いてあります。
しかし、ナタの味の感想については何も言及されていません。
さてさて、このナタを食べて何の感想も書かないとは、一体どうゆうことなのか。
私はこの美味しさが衝撃過ぎて記憶すら定かではないというのに!
入店しただけで、もしかして食べていないのかな????そんなはずはない…
![パステイシュ・デ・ベレン](https://www.renkonblog.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_3500-1024x683.jpg)
語らずにはいられない、感動の食体験。
今振り返っても「リスボン旅行=ここのエッグタルト」という具合に私にとりつくパステイシュ・デ・ベレン。
きっとこの先の人生で、これよりおいしいエッグタルトには出会えないだろうと思わせる、絶品エッグタルトでした。