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【世界遺産】Tower of London ロンドン塔

2020年9月8日

世界遺産ロンドン塔に行ってきました。ロンドン塔と言えばアンブーリンが死刑となった場所、そして拷問と処刑の血みどろ要塞、、どきどきしながら向かいます。

 ロンドン塔は1078年、イングランドを征服したウィリアム1世が外敵からロンドンを守るため作られた要塞で、王族の宮殿として1625年まで使われていました。その間、造幣局や天文台、動物園にも使われていたようです。

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 地下鉄Tower Hill stを出るといきなり見えます。

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チケット売り場。今はオンラインのみの販売です。11時入場のチケットを前日購入。

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チケットのお値段は大人25ポンド。

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エントランス。まったく並ばずに入れました。

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このミドルタワーをくぐると要塞の中に。

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ベルタワー、1190年。古さに驚きます。

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この付近のタワーの地下に拷問部屋があって、当時の拷問器具が何種類か置いてありました。ちょっと怖くて写真は撮っていません。とにかく潰されたり伸ばされたりとても痛そう。

 この日は晴れていてよかった。天気が悪かったら怖かったかも。

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こちらの門がトレイダーズゲート(反逆者の門)。昔はテムズ川につながっていて、囚人たちを乗せた小舟はこの門をくぐってロンドン塔の中へ。

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その向かい側にあるゲート。

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敷地の真ん中にホワイトタワーと、ロンドン塔名物ワタリガラス。大砲の先っちょに乗ってドヤ。ホスピタリティに溢れています。

近くの売店のお兄さんに取材したところ、「別に繋がれているわけではない、たまたまそこに乗っているだけ」だそうです。そしてこの大砲の後ろにももう一羽いて、この二羽はつがいです(マリーナ♀28歳、ジュビリー♂13歳)。マリーナはジュビリーの前にも旦那さんが2,3羽いたそうなんですが全部殺してしまった悪いやつなんだそう。さすがロンドン塔在住。。。

なぜカラスが飼育されているのかというと、英雄アーサー王が魔法によってカラスに姿を変えられてしまい、カラスを殺すことはアーサー王への反逆にあたるとか。また17世紀、塔に住み着いたカラスを駆除しようとしたチャールズ2世ですが、占い師に”カラスがいなくなるとロンドン塔が崩れ、英国が滅びる”と言われたため駆除を断念した、とか。そのような経緯からロンドン塔では一定数のワタリガラスを飼育する風習があるそうです。

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今は7羽いるらしい。勝手に飛んでいかないように羽がトリミングされているらしい。

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The CROWN JEWELS。こちらには王冠やステッキ、女王のローブなどなど、金ぴか財宝至宝の品々が。エリザベス女王が被る紫の王冠もありました。"THE 大英帝国"って感じです。中の撮影は厳禁です。

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普段はものすごーく長い列だそうなんですが、ゼロ待ち時間です。ただ展示棚が空のものもありました。

そしてこれがホワイトタワー。外から見えるロンドン塔がこのホワイトタワーの先っちょです。ずごごごご…
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このホワイトタワーでは15世紀、王位に付くはずだった幼いエドワード5世とその弟ヨーク公リチャードが連れ込まれたまま行方不明に…。その200年後、二体の子供の遺骨が発見され、科学的に二人のものと判明したそう。

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おどろおどろしい空気を覚悟して中に入ると剣や甲冑などの展示がたくさん。

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日本から送られた日本刀や甲冑もありました。

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ホワイトタワーから見たThe Crown Jewelsの建物。写真には写っていませんが、アンブーリンの処刑場はこの左側に広がる芝生の辺りだったとか。

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ゴミ箱をあさるワタリガラス。カラスはカラスです。

赤と紺の制服を着ている方はヨーマン・ウォーダーズ(別名ビーフィーター)という警護の方々。ジンのビーフィーターの絵柄になっているあの!(昔のお給料はお金ではなく高価な牛肉だったから、ビーフ・イーター=ビーフィーター。)

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このビーフィーターさんたちは、な、なんとロンドン塔に住んでいるそうです。

ビーフィーターの一人に怖くないのか聞いてみたところ、「ロンドン塔に家族と住んで3年半、とっても気に入っていて少なくともあと15年住む。特に夜がピースフルで大好き」らしい。おぅー。夜が。特に。おー。

ちなみにこの役職に就くためには軍歴最短22年、善行章受章と、かなり狭き門のようです。ほー。

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敷地を出るとロンドンブリッジが。美しい。逆光だけど。

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入口の方へ戻るとショップがあります。

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入口を振り返って。

歴史深いロンドン塔。面白かったです。

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